ここでは「senior loan officer suevey」 と呼ばれるアメリカの景気を考える上ではあまり見られていないけど相当大事な内容をご紹介します!
これはマーケット関係者で特にバイサイドと呼ばれるアセットマネジメントのファンドマネージャーや、銀行のポートフォリオ運用担当者なら必ず見ているものです。
URL : https://www.federalreserve.gov/data/sloos.htm
融資担当者サーベイ
これはFRBが四半期に一度国内および海外の銀行の融資担当者を対象に貸出の基準や資金需要等に関する調査を実施しFOMCに提出しています。
いつ調査が行われているかというと1月、4月、7月、10月でFOMC後の翌月曜日に結果が公表されています。
対象銀行は大体ですが、国内銀行が60行、海外銀行が23行程度となっています。
この調査の項目は
・商工業向け貸出:(貸出基準、資金需要、融資条件等)
・商業用向け不動産向け輸出:(貸出基準、資金需要)
・モーゲージローン(住宅ローン):(貸出基準、資金需要
・リボルビングhomeエクイティローン:貸出基準、資金需要
・クローズドエンド型住宅ローン:組成の増加/減少、その理由
・消費者信用:クレジットカード 自動車ローン等の貸出基準、資金需要
となっており、これをチェックすることで本当の消費者の状態が把握することができます。
そのため四半期に一回ですがとてもみんな注目しているですね!!
現在ここで公表されている貸出基準が厳格化、つまり貸出要件が厳しくなってきている中で、景気回復を謳っているマーケットが少し怖いと思われています。
本当に景気が回復しているなら厳格化よりも、貸出にもリスクを取る姿勢が出てくるため緩和されるはずだからですね。