今日は米株でも意外と重要で見る機会のあるラッセル2000指数について解説したいと思います!!
結構株式指数って色々あるんだなーとつくづく感じますよね♪またそれぞれに特徴があり全て知っていて損はないので、ここでなんとなくでも理解しておくのはいいかもしれません!
では早速見ていきましょう♪♪
ラッセル2000指数とは??
ラッセル2000指数って何??
みなさん日本の株の投資をしたり、投資信託を買われている方は日本のマザーズ指数とか、ジャスダック指数とかは聞かれたことがあるかもしれません!!
これは日本の新興企業の取引所として認知されていますよね!
ラッセル2000指数はこれのアメリカ版と思って頂くとわかりやすいかと思います!
注意しないといけないのは「ラッセル」という言葉は取引所の名前ではありません。
FTSE Russellが算出・公表している、アメリカ合衆国の小型株に投資する際の代表的な株価指数のことを指しており、時価総額が小さい2000銘柄を対象としています!
ラッセル2000指数は小型株のベンチマーク(※1)として米国のインデックスとして多く使用されており、今では小型株の代表インデックスとなっているんですね♪
ちなみに「小型株」と言われているのはどこで判断されているのでしょうか??
一般的に企業の株の大きさを測るものさしは「時価総額」(株価×発行済み株式数)で評価されています。
小型株は米国では10億ドル未満を指しているんですね!
ラッセル2000指数ってどのように使えばいいの??
まず米株の大型銘柄代表格S&P株価指数と比較するとどのように違うのか??これは下記のCMEが詳しく解説しているので是非見てみてください!
https://www.cmegroup.com/ja/education/featured-reports/equities-comparing-russell-2000-vs-sandp-500.html
やはりここまで詳しく書くとマニアックになってしまうので読みたい人だけ、、、ww
では簡単にぱぱっとできる見方だけポイントを解説します!!
それは、、、
「S&P株価指数よりもラッセル2000指数の上げ幅が大きい時が継続している」or「S&P株価指数が横ばいにも関わらずラッセル2000指数だけが上昇している」
こういう場合は市場はリスクオン(リスク取っても株の上昇を取りに行きたいとかセンチメントが改善していること)ムードになっている所作なんですね!
なぜかというと、「小型株は大型株に比べて値動きが大きいことから、値動きの激しいマーケットでもお金を投資できるくらいリスクを取れる投資家が増えている」ということを意味しています。
たまに大型株が全くダメで短期的に資金が小型株に流入するケースもあるためそこの見極めは必要ですが、継続してこの動きが見られている場合はリスクセンチメントが改善していると捉えていいでしょうね!!
だからチャートは「S&P株価指数とラッセル2000指数を併せてみる!」をということを頭に入れてどのような上昇を描いているのか?もしも小型株が伸びていれば「この上昇はセンチメントの改善から上昇しているものか?もしくはある特定のラッセル2000指数の組み入れ銘柄の中の大きい銘柄の上昇で指数全体が押し上げられているのか?」等、次に考えることがとても重要です!
もしも投資をしたい!と思われたら、ラッセル2000指数と連動しているETF等も出ていますので、証券会社のラインナップをチェックしてみてくださいね♪
以上ラッセル2000指数を解説してみました!
(※1)ベンチマーク指数とははその投資信託が運用の「目安」としている指数のこと。
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