ここでは米国の個人消費を占う先行指標!
「新築住宅販売件数」
について詳しく解説していきたいと思いまっせ!!!
リーマンショック以降「中古住宅販売件数」が中国の投機マネーから伸びてきて、その後?「新築住宅販売件数」が伸びてくるという動きをしていましたが、これには理由があります!(少し一文では触れていますけどね♪)
住宅市況は景気に緩やかについてきますが、「新築住宅販売件数」は先行指標と言われており「何かおかしい??」という動きも出やすいためとてもいいヒントになりますよ♪
では早速見ていきましょう!
「新築住宅販売件数」ってどのようなもの??
「新築住宅販売件数」の特徴は?
アメリカの「新築住宅販売件数」は「中古住宅販売件数」ほど流動性は高くありません!(住宅市場全体の15%~20%と言われています!)
しかし特徴としては、、、
・近い将来の経済活動を理解する重要な先行指標
ということが一番の特徴です!
ではなぜこのような先行指標となり得るのでしょうか??
それは、、、
・「家が完成する前に売買が成立するから」
というのが理由になります!
「中古住宅販売件数」の場合は「その家に住むことができるようになった段階」で数字としてカウントされるため少し遅れてきた数字と見なすことができますね!
「新築住宅販売件数」の場合は家が売れて売買が成立後何が起こるでしょうか??
こういうことを考えるのも投資をする上ではとても大事なことですね!
その後はまず家を建てるために建設関連の業種が全体的に潤います。
つまり作業員の雇用が生まれ、資材や木材、電気の配線など様々な材料が発注され、市場に出回ることになります!
またその出回る過程で運送業者や配送業者の発注が増えることになることや、材料を保管している業者も潤うことになる等住宅市場全体の好転は景気全体を左右することになります!
つまり極論を言うと、住宅市場全体が活性化するとGDP全体に寄与するんですね!
しかし繰り返しになりますが、「売買が成立した時点での数字」を計測しているため、この数字の後に動き始めるということで先行指標と言われているんですね♪
また「新築住宅販売件数」と「中古住宅販売件数]の大きな違いは新築の住宅を買う人ってどんな方か想像すれば理解しやすいですが、投機狙いのフローというのは入りにくいのは想像しやすいかと思います!
だからこそその国経済の実態に近づきやすいという癖があるんですね♪
中古住宅は投機マネーと呼ばれる中国とかのマネーが流入しやすいため景気以上の上昇(リーマンショック以降)の上昇を見せたりします!
そのため「新築住宅販売件数」を見るのはこういう点で有用なんですね♪♪
「新築住宅販売件数」の利用した投資戦略は??
ここまで読んで頂ければなんとなく想像はつきやすいかと思いますが、まず思いつくのはここが上向きになってくることでアメリカ全体のインデックスを購入するのはベーシックな手段になるかと思います!
またハウスメーカーやその受注を請け負う建築業者等も視野に入ってくるでしょうね!
また個別銘柄が難しいということであれば、ハウスビルダーのインデックスファンドとかもありますのでゆっくり利益を上げたい方にはいいと思います♪
またこの「新築住宅販売件数」の詳細な項目で地域別や平均値や中央値、価格帯別の販売状況や住宅在庫等も公表されており詳細な分析ができるようになっていますので気になる方は詳細を見てみてくださいね♪
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