製造業アメリカを表している?!「ISM製造業景気指数」♪
ここを読めばあなたも基礎知識は必ずつきますよ♪
ここではよく製造業景気指数で重要なISM製造業指数について解説していきまっせーーー!!
ISM製造業景気指数
この指標は製造業者の購買、供給担当者に対するサーベイ調査を基に作成される月次の製造業景況感指数で、景気の先行指標として注目されています。
この指標がなぜ出来たかご存知でしょうか??
実は1931年フーバー大統領が大恐慌に陥った米国経済の現状をいち早く把握するために指標の作成をISMに依頼したことから始まりました。
現在ではなんと20か国以上の国や地域がこのISMをモデルに製造業PMIを作成しています。
調査方法は、、、
毎月18業種400社以上にサーベイを実施し、項目は生産、新規受注、雇用等の前月比で回答するようになっています。
選択項目は「上昇/改善」、「変化なし」、「低下/悪化」のなっています。
この数字の目安は50以上か未満かで判断されており、50以上であれば拡大しているとみなされています。
それぞれの項目は、「新規受注」、「生産」、「雇用」、「入荷遅延」、「在庫」、「顧客在庫」、「支払価格」、「受注残」、「新規輸出受注」、「輸入」の項目となっており、
特に「新規受注」については景気の先行指標として注目されています。
また「新規受注」-「在庫」のスプレッドは指数全体の先行指標として有用です。
この指標のその他のポイントは、指標自体の数字がとてもGDPと相関が高いことです。
しかしながら2000年以降少しこの相関が崩れつつあります。
その指標以外にも各連銀が出している製造業指数やPMIも併せてチェックすることでより正確な景気の状態を把握することができます。
Follow @sweetstrader3