ここではFRBも注目しているLMCIと呼ばれる労働市場環境指数について解説していきます!
URL : https://www.federalreserve.gov/
労働市場環境指数(LMCI)
これはFRBが雇用関連指標から労働市場全体の動向を把握するために算出している指標であり、2014年5月のFRBスタッフペーパーで初めて公表されました。
この指標は実は2014年8月のマーケット関係者が毎年注目しているジャクソンホールの会見でイエレン議長が言及したことで一気に注目が集まりました。
この指標は雇用統計の翌営業日に更新されており、労働市場を把握する上で見るにはかなり有用な指標となっています。筆者もトレーダーとして勤務していた時は他の雇用関連統計と合わせてみるとトレンドが把握できるので結構チェックしていましたね。
しかしこのデメリットはスタッフペーパーの一つに過ぎないため、事前通知なしで、改定や計算方法の修正とかは入ることはあるので注意です。
この指標に影響を与える別の指標は、「失業率」、「民間雇用者数」といった項目に影響を与えられます。
失業率の相関は0.95とかなり高いです。
是非一度チェックして理解してみてください!