今回はアメリカの超!超!超!!!!!!
重要な指標の一つ物価指標「CPI(consumer price index)」について詳細に解説していきます!!
結構表面上の数字しか個人投資家の方は見ないかと思いますので、ここでは証券会社で培った知識や内容を全て記載していいコンテンツにしたいという気持ちで作成しています!
是非最後までお付き合いくださいね♪
消費者信頼感指数とは??
消費者信頼感指数はどうやって構成されているの??
「消費者信頼感指数(CPI)」は家計が購入する財・サービス価格の平均的な変化を測定する月次の物価指標となっています!
公表はBLSが行っており、都市部の消費者(全人口の約89%)を対象とする指数(CPIーU)及び賃金労働者世帯(全人口の約28%)を対象とする指数(CPIーW)を発表しています。
いつもみなさんが見ている数字のヘッドラインのCPIは通常「CPI-U」を見ているんですね!(全人口の89%で作成された数字)
賃金労働者世帯っていうのは、都市部の世帯のうち、世帯収入の半分以上が賃金・事務労働によるものであり、家計を支える者が過去12か月間のうち最低37週間は雇用されていた世帯を示しています!
地方在住者、農業者、軍人、囚人等はいずれの指数でも対象外となっているんですね!
BLSは毎年2月発表の1月分CPIで、各品目のウエートや季節調整ファクターの年次改定を行っています。
改定ではウエートより季節調整要因の更新による影響がとても大きいんです!
ラスパイレス指数って知っていますか??
CPIの算出のベースとなる年があります!
それは1982年~1984年を「100」として基準とされており、ラスパイレス算式で計算されています!
ラスパイレス算式では各財・サービスのウエート(数量)は基準時点で固定されています。
従って価格が下落を続ける品目については価格低下に伴い数量が増加していたとしても数量変動の効果はCPIに表れていません。逆に価格が上昇を続けている品目については本来なら消費者の購入量が減ると見られるが、来パイレス指数では数量が固定されているため上昇率はCPIで過大に反映されています!
ここで何が言いたいのかというと、「ラスパイレス指数」には情報バイアスが存在しており、そのバイアスは基準時点から離れるほど強まるんですね!
調査項目は??
BLSは毎月87標本都市の4000世帯及び2万6千個所の小売業者と呼ばれる「デパート」、「スーパー」、「小売店」等を対象に8万品目について調査をしています!かなりの量ですね、、、
燃料及び一部の品目については、3大都市圏で毎月調査されており、それ以外の地域では隔月のみの調査となっているんですね。たくさんあるからこれはしょうがないですね。
住居費は5万人の家主と居住者を対象としており、税金については消費税等の一部や高速料金・駐車料などと政府関連諸費用がCPIに反映される一方で、所得税や社会保障税などの消費行動と直接関連しない税金はCPIの算出対象に含まれていません。
調査は8大項目の200以上の品目について実施されています。
現在各品目のウエートは2009年~2010年の消費支出調査に基づいており、価格変動に応じて修正されたウエートが毎月のプレスリリースで公表されています!
刈り込み平均CPIとメディアンCPIとは??
アメリカには様々な週に連銀の支店があり、その視点でレポートや独自の統計が公表されています!
「GDPnow」の独自に公表されている一つの数字なんですね!
クリーブランド連銀はコアインフレ率を測る指標として16%刈り込み平均CPI及び、メディアンCPIを発表しています!
16%刈り込み平均CPIとは構成品目の価格変化率分布の両端から8%ずつ控除し、残った品目の価格変化率を加重平均して算出された指数です!
つまりあまり使われていない品目は差し引いて考えましょう!ということですね♪
メディアンCPIとは構成品目の価格変化率分布の両端から49.5%ずつ控除し、残りの品目の価格変化率を加重平均した指数となっています!
こうしてみると色々景気を把握しようと色々な機関や連銀、研究者たちがアイデアを出しながら頑張っていることが分かりますね!
それでも景気を予測するのは難しい、、、、
CPIについてはご理解頂けたでしょうか??
最後までお付き合い頂きありがとうございました♪
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